『西富士道路』は、富士市の東名高速道富士I.C.付近と富士宮市を結ぶ全長約6.8kmの国道です。
元々は、国道139号の東名高速道路開通に伴う混雑の解消に資するバイパスとして1982(昭和57)年に供用開始。
2012(平成24)年4月に無料化されると交通量は増加の一途となり、両端にある富士市の伝法小東交差点付近と、富士宮市の小泉若宮交差点付近では、西富士道路から周辺の一般道に退出する車両の混雑が常態化しています。
西富士道路は自動車専用の高速道路だったために区間内で一般道と接続するのは広見I.C.のみなので、道路幅が狭い広見I.C.の接道の拡幅や新I.C.設置の必要性が指摘されて来ました。
本年、富士市では、広見I.C.と小泉若宮交差点との間で新I.C.の設置箇所やその実現性を探るために500万円の調査費が計上されましたが、国、県、富士市、富士宮市ともに、同路線の渋滞緩和策について検討して参ります。