農林水産省が8月19日に発表した『令和2年産一番茶の摘採面積、生葉収穫量及び荒茶生産量(主産県)』によると、静岡県の荒茶生産量は前年比14.5%減の9,420tと、生産期別に統計を取り始めた1953年以降で最低の結果となってしまいました。【https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/sakumotu/sakkyou_kome/attach/pdf/index-94.pdf】
しかも、JA静岡経済連のまとめによると、1kg当たりの平均取引単価は前年比5.6%(104円)安の1,760円と、これもまた平成以降に入って最安値となってしまっています。【https://www.at-s.com/news/article/economy/shizuoka/780996.html】
近年ずっと茶価低迷に喘いできた生産農家が、本年のコロナ禍による消費需要の一層の低迷により、益々、離農・耕作放棄が加速化する恐れは増しているので・・・。
静岡県の茶産業の未来のために、国・県をあげ対策を講じて参ります。