令和元年度予算に対する市町支部要望事項の聞き取り~衆議院第2区地区~

農林水産省が8月20日に発表した『2019年の一番茶の生産統計』によると、静岡県の荒茶生産量は前年比13%減の1万1千トンと、生産期別に統計を取り始めた1953年以降で最低だった2017年と同水準だった。

しかも、JA静岡経済連のまとめによると、1キロ当たりの平均取引単価は前年比4・2%(82円)安の1,864円と、2年連続で過去最低を更新した。

https://www.at-s.com/news/article/economy/shizuoka/671596.html

県内の一番茶は総量で減産だったにも関わらず、取引相場も振るわなかったわけで…。

近年の茶価低迷は、生産農家の台所事情を悪化させ続けていて、このままでは、早晩、離農・耕作放棄が一層進むことは間違いなく…。

生産調整を望む声も聞かれ始めていますが、農地集積や経営規模の拡大、希少品種の栽培促進、転換作物の導入、等々、生産の現場を助ける手立てを打って行かなければ。