平成30年6月22日
静岡県知事 川勝 平太 様
自民改革会議
代 表 藪田宏行
総務会長 良知淳行
政調会長 増田享大
駿河湾フェリーの航路維持に係る緊急要望
先月、株式会社エスパルスドリームフェリーが、清水港と土肥港を結ぶ「駿河湾フェリー」の事業から、来年3月末をもって撤退することを発表した。
このフェリー航路は、伊豆地域の観光や経済だけでなく、清水港の賑わいづくりにとっても非常に重要なものである。また、世界一美しい駿河湾から仰ぎ見る富士山の姿はとても美しく、後世に残すべき宝である。
本県は、来年のデスティネーションキャンペーン、ラグビーワールドカップ2019、再来年の東京2020オリンピック・パラリンピックの開催を控え、国内外から多くの来訪者が見込まれる。こうした時期に、重要な観光資源である駿河湾フェリーがなくなることは、大きな痛手である。
そこで、下記の事項を要望する。
記
1.より多くの人々に、県道223号から見る富士山など、駿河湾フェリーのすばらしさを認
識していただくとともに、需要を創出するための取組を早急に行うこと。
2.駿河湾フェリーが継続して運航できるよう、速やかに航路維持に向けた検討を行い、
早急に対応策を公表すること。