平成30年6月20日
静岡県知事 川勝平太 様
自民改革会議
代 表 藪田 宏行
副 代 表 良知 淳行
政務調査会長 増田 享大
大阪府北部を震源とする地震を踏まえた対応について
去る6月18日に発生した大阪府北部を震源とする地震では、ブロック塀や家具の下敷きになるなど、複数の死者と多数の負傷者が発生した。
このうち、ブロック塀は、倒壊すれば人が下敷きになる可能性があるほか、道路を塞げば、救助・避難の妨げにもなる。本県では、これまでも、昭和53年の宮城県沖地震を教訓に、ブロック塀の耐震化等の対策を進めてきているが、今回の地震による被害を踏まえ、改めて安全対策に取り組む必要がある。
また、日ごろからの地震への備えを強化するため、家具の固定や地震・津波発生時の避難経路・連絡方法の確認、食料の備蓄など、家庭や地域における取り組みを今一度徹底することが重要である。
このため、下記事項について対応するよう要望する。
記
1 県有施設や学校、緊急輸送路等沿いにあるブロック塀について、耐震化の状況を把握
し、安全対策に万全を期すこと
2 家庭の安全対策に関する普及・啓発や、訓練の充実などを通じて、地域における地震
・津波対策を一層促進すること