知事申し入れ『静岡県内における新型コロナウイルス変異種の感染防止対策についての緊急要望』

                                 令和3年1月21日

静岡県知事 川勝平太殿
                                    自民改革会議
                                    代      表   中沢 公彦
                                    副  代   表   渡瀬 典幸
                                    政 務 調 査 会 長    鈴木 澄美
 


  静岡県内における新型コロナウイルス変異種の感染防止対策についての緊急要望




1月18日に厚生労働省から静岡県内で渡航歴がなく、渡航者とも接触がない20代から60代の男女3人が新型コロナウイルスの英国型変異種に感染したと見られるとする事例が発表された。
これを受けて、同日県も記者会見し、「直ちに広く検査を行うことや、特別な行動制限を発する必要はない」としている。
現在、この件については、厚生労働省が主導し、県はこの要請に基づき協力をしているが、県内で感染者が見つかったこと以外の情報がなく、県内各地で動揺が広がっている。
今後、国が県内で保管されているすべての検体を検査するといった対策が進められると聞いているが、県としても自らの足下で発生している事態であることを重く受け止め、県内の感染抑制や県民の間で広がりかねない社会不安の抑制に努める必要がある。
そこで、以下の点について要望する。


 
                          記



 ・変異種に対応した検査体制を整備し、県内の感染状態を的確に把握する。

 ・県民に対し、的確な情報発信を行うと共に、さらなる感染予防に向けた
  協力の徹底を求める。